現役ドラフトで移籍してきた梅野について。

あまりはっきりとした記憶はないが、ヤクルトの中継ぎ投手としてよく聞いた名前であった。調べてみると、2019年に68試合に投げていたということで、鉄腕である。

中日が誇る1億円中継ぎ投手の祖父江が最多で55試合であることと比較しても、68試合というのは相当多い試合数である。浅尾がMVPを取ったときは80試合ぐらい投げて防御率0.41だったと記憶している。かなりのタフネスであるとみていいだろう。

余談ながら、祖父江は愛知高校から愛知大学と、愛知まみれの生え抜きである。全国的には愛知大学が私立大学だと知らない人も多いだろう。県名を冠しながら私立大学であるという例は他に知らない。まあどこかにはあるのだろうが。愛知大学と愛知県立大学、名古屋大学と名古屋市立大学。他の3校が国公立の高偏差値大学であることと比較すると、愛知大学の特殊性が際立つ。以上余談であった。


さて、勝ちパターンの投手陣はお釣りが来るぐらいであり、梅野が求められるのは敗戦処理だろう。ビハインドの試合を壊しすぎないように、防御率3点台ぐらいでロングリリーフでもいけるようなイメージだろうか。近藤の10失点という悲劇があったが、若い投手をそういったポジションに置くのは反対である。経験があって体力があって勝ちパターンにまでは入ってこない、という投手は意外と見当たらない。中継ぎ陣が豊富であるにも関わらず梅野を指名したのは、この辺りに期待してのことだろう。


中日が最後に2連覇した時、平井がこの役割を果たしていた。抑えても打たれても淡々とイニングをこなしていく。先発が早く潰れた試合では3イニング程度を消費する。そんな頼もしい敗戦処理が1枚ブルペンにいるのが望ましい。勝ちパターンの投手ばかり置いておくと、近藤の悲劇を再発しかねない。そんなにしょっちゅう勝てるわけではない。負けパターンの投手も必要である。



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